2014年6月8日日曜日

バレーの大会で感じたことを徒然と…

Facebookにも簡単には書きましたが…

金曜日に、中体連のバレーの大会がありました。 優勝候補のうちの一校と対戦し,あと一歩のところで敗退。 1セット目は14−25とあっさり取られましたが、2セット目は26−28まで粘っただけに悔しいです。2セット目とれてたら3セット目も流れはこっちに来る可能性は高かっただけに…

正直、自分の感覚で言うと、今まで、うちのバレー部はシード校とここまで緊迫した雰囲気で試合をしたことがありませんでした。
市内では客観的に見ておよそ中くらいのレベル。上の大会にはどうしてもシード校を倒していかなくてはいけない。
そういう学校と対戦したときに、生徒のメンタルがどうしても崩れてくる。
「うちらじゃ、やっぱり敵わないんじゃないか…」
同時にチーム内の温度差も顕著になってきます。やる気の差というか、試合に向かう「熱量」が違うんです。
僕も中学までバスケットボール、高校ではバドミントンをやってきたので、その「熱量」の重要性がよくわかります。 個人レベルでも、チームレベルでも、「熱量」が下がった瞬間に、勝つことが難しくなるんです。
技術云々もありますが、プレーの土台とも言える部分が壊れるのは非常に辛いです。

ただ今回の試合に関しては、生徒の心の中にも、多少なりとも「うちのバレーは通用する」と感じたはず。
少なくとも最後まで「熱量」が下がることはありませんでした。チームとして、すばらしい収穫です。
となればあとは「考える力」そしてそれを「実行する力」かなと。

正直対戦したシード校とは、地力ではなかなか勝てません。
でも、それが勝負に直結するとは、必ずしも限らない。
その差を埋めるのは「熱量」と「戦術」だと思います。
今回は「戦術」というかもう「命令」に近いものだったのですが笑
考えてプレーする、ということを定着させていかなくては… 

生徒はもっと悔しい思いをしているでしょうが、指導者として「あと少しなにかできなかったか」という思いにどうしても駆られてしまいます。
監督は1セットにつき2回のタイムアウトを要求できますが、そのタイミングは正しかったのか、などなど… 

いずれにせよ、バレーは超絶級なエースがいなくても勝てると思っています。
逆に言うと、そんなエースがいるチームにも付け入る隙があるはず。
「バレーボールはチーム競技の原点」
尊敬する先生の言葉です。その部分は生徒に伝えていきたい。


しかし本当に悔しかった…